吊り戸棚

    部屋の壁に吊り戸棚を作成しました。作成、取り付けともになかなか難しかったです。



材料
パイン集成材(厚さ15mm)

スライド蝶番×2

    サイズは600mm×300mm×300mmです。扉部分は300mm×280mmくらいにしてます。少し隙間が開くようにしてあります。枠組み自体は簡単でした。ちゃんと固定ができればコーススレッドを打ち込むのにも苦労はしません。固定する際には、コーナークランプがあるとやりやすいです。しっかりと固定ができないと作業が難しくなります。

    やはりスライド蝶番が難しかったです。スライド蝶番を取り付ける際に下穴を開けますが、その下穴が少しずれてしまうとネジで止める際にスライド蝶番がずれてしまいます。棚側と扉側に両方取り付けるために少しのずれでも影響は大きいです。今回は下穴が少し真ん中からずれてしまったので扉が左右対称になりませんでした。左側の扉が若干ですが下になってしまっています。

    スライド蝶番はネジを取り付けた後でも、微調整が可能です。しかし左右の扉のずれを解消できるほどの調整はできませんでした。

    スライド蝶番を取り付ける際は、取り付け位置が対称になるように位置取りをすること、ネジ穴の中心にちゃんと下穴を開けることがとても大事になります。下穴を中心に開ける道具があると作業がやりやすいかもしれません。

    スライド蝶番は、3種類あります。扉と側板の設置具合の違いにより、全かぶせ、半かぶせ、インセットの3つがあります。つくる際の寸法や好みによって選べばいいと思います。また、埋め込むためのカップのサイズもありますので注意して下さい。だいたい、26mm、35mm、40mmの3つがあります。購入時にかぶせのタイプとカップのサイズの確認をするようにした下さい。

    壁への取り付けが意外に苦戦しました。いかんせん重かったのでコーススレッドで取り付けの際に支えるのが大変でした。なんとか下に物を入れて乗っけられるようにして取り付けました。重いですが、下地にちゃんとコーススレッドを複数打ち込めばちゃんと支えられます。下地探しは確実にできないと取り付けられません。石膏ボードにつけてしまうと、あっという間に落ちてしまう事でしょう。下地探しの道具を上手く使用して探してください。センサーと小さい針の2つを使うとより確実だと思います。

    このほかにも、カラーボックスを使って簡単にできた戸棚もありますのでいずれ紹介します。三角棚受けを使って比較的簡単に設置が可能でした。

    パイン集成材をかなり使用していること、カットが多いことなどからけっこう高くついてます。やはり、ワンバイ材やツーバイ材に比べて集成材は少し高くつきます。その点カラーボックスを使用した場合は比較的安く済ませられます。


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